私がHSCという言葉を初めて知ったのは第一子の娘が2歳の頃、当時通っていた幼児教室の先生に娘の事を相談した時に教えてもらったのですが、相談内容は「公園の遊具で他のお友達に抜かされてばっかり」「ほかの子供が沢山いる公園で遊べない」とかその他娘のこだわりについてなどでした。
娘の場合は0歳の頃から何となく他の子と比べて違和感がありました。
家で娘だけを見て過ごしている時には何も思わないのですが乳児検診や支援センター、遊び場などで同月齢の子供たちの中に入ると感じる違い。
当時は発達障害についても沢山調べました。
ですが敏感である事以外に発達には問題はないようにみえました。
乳児の頃は音や光に敏感だったり怖がりで知らない場所に行けば異常に泣いたり。
ぶるぶる震えるおもちゃや動いたり電子音が鳴るおもちゃを怖がり、だるまさん絵本シリーズの中のだるまさん「の」の絵本は眼鏡をかけただるまさんの絵を怖がるなど特定の絵を見て泣いたりしていました。
他の子が喜ぶおもちゃを怖がって泣いたり、沢山おもちゃがあり自由に遊べる場所でもおもちゃや遊具に寄って行かず私から離れなくて、積極的に遊ぶ周りの子供達を見てなぜ我が子は出来ないのかと落ち込む事も多かったです。
人見知りや場所見知りも早くからあり、知らない人が近寄ってきただけで泣くし、特定の場所に入れなかったり。
困ったのは支援センターでした。
母親になりたての私は支援センターに行くことに使命感みたいなものを持っていて、第一子の子育てに「〇〇しなければならない」とカチカチの頭だったので支援センターへ行って他の子と接する機会を作ってあげるべきだと思っていました。
そして支援センターに行くのですが当然娘は大泣きするので、「娘の泣き虫を治してあげないと」「強く育ててあげないと」と、焦るもののうまくいかず落ち込むのでした。